板ばさみの対馬!韓国人観光客で潤いながら、アリラン祭は中止
「朝ズバッ!」が対馬を訪ねると、日韓の間で揺れる現実があった。対馬から福岡までは130キロだが、釜山まではわずか50キロだ。フェリーで1時間10分。毎日のように韓国人観光客が来る。「日帰りです」「釣りに来た」と気楽なもので、年間15万人。
あるホテルではこの週末、定員100人のうち96人が韓国人の予約だ。町にはいたるところにハングルの表示や看板がある。仏像の問題でも観光客の反応は賛否半々なのだが、いいお客だけに、むしろ微妙なのが日本側だ。
恒例の厳原港のまつり「対馬アリラン祭」はまさに日韓の架け橋でもあったのだが、昨年は「アリラン」の名をはずし、呼びものの「朝鮮通信使」再現パレードも中止した。観音寺の住職も「早く返してほしい。時間が経つと韓国の人たちとの心が離れていくのではないか」と懸念する。
司会の井上貴博アナ「証明する手だてはないんですかね」
北川正恭(早稲田大学大学院教授)「国と国との話になってるから時間がかかりますよね」
荻野アンナ(作家)「仏様をはさんで対立しているというのが皮肉で、いったん返してからが筋だと思う。仏さんが怒って『ぶつぞー』」
とうとう出た。
文
ヤンヤン