「400勝したら、区切りがいいから引退しろって…。そのあと面倒見てくれない」
金田「17歳でプロに入った時、川上さんは30歳。自分はこういう性格だから、赤バットでもなんでも突っかかっていったから、こんな強いピッチャーができた」
司会の井上貴博アナ「川上さんはバッターとして何がすごかったんですか」
金田は「バッターボックスに入ったら動かない」といい、立ち上がって形を示す。「私の球は速かったが、インサイドに投げてもよけない」「振り遅れでレフトに飛んでテキサスヒット」
井上「ポテンヒットですよね。他の選手にはできないのですか」
金田「できなかったんじゃないかな、器用なことが。ボールを振らない、三振しない」
荻野アンナ(作家)「ボールが止まって見えたとか…」
金田「ボールを引きつけて打てば止まって見える。みんな知ってるが、川上さんが言うから通じる。雑魚がいってもだめ」(大笑い)
高畑百合子アナ「やんちゃな金田さんをどうコントロールしたのかしら」
金田「やんちゃと誤解されるが、プロに徹してるということなのよ。巨人に入った時、『ビールを飲むな』とか『何するな』とかばっかりだったから、ビー ルは健康のために必要だから飲むとか条件付けて改善された」「34歳で引退することなかったんだけど、川上さんが締めくくりをやった。400勝して区切りがいいから引退しろと。気を使ってくれたが、 引退後の生活はだれもみてくれない」(爆笑)
文
ヤンヤン