ホテル戦々恐々!内部リークで「偽装メニュー」次々露見…業界専門誌にタレこみ100件

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   こうなると、昨今のグルメ狂騒を皮肉ったパロディーにも見えてくるホテルレストランの「メニュー偽装」だ。静岡の「ホテル コンコルド浜松」のレストランでは、遠州カレーを静岡県内でとれた具材を使用した期間限定カレーとしたが、実際には県外の材料も使用していた。出世城パウンドケーキパウンドは自家製と銘打っていたが外部委託だった。

   四国の「ホテル クレメント宇和島」のレストランでは市販の牛乳をフレッシュミルクとして販売、札幌市の「ルネッサンスサッポロホテル」は中華料理のメニューに大正エビ、芝エビと表記しながら安いバナメイエビなどを使っていた。

正直にやっているホテル・レストランは大迷惑

   ホテルの偽装メニューが次々とばれているのはどうしてなのか。「週刊ホテルレストラン」の村上実元編集長は「内部リークといっていいと思います。うちにもこの4日間だけで、100件近くのホテルに関する情報が入ってきています」と話す。

   消費者問題研究所の垣田達哉代表は「正直にやっている他の店はつらいですよね」と語った。萩谷順(法政大学教授)は「語るに落ちるという言葉があるけど、偽装メニューで信用を落とし、それを誤表記だと強弁してさらに信用を落としている。消費者はなめられているんですよ。でも、私たちの側にもつけ入れられる隙があったことを忘れてはいけない」と話す。でも、こっちは素人だぜ。ちょっと違うような気が…なんて思っても、問いただせるようなものじゃないだろう。甘いのはホテル業界や料理人に対するペナルティーで、偽装をやったホテルのレストランは営業停止にして、経営責任者を交代させない限り再開させない。総料理長も業界追放にしていいんじゃないか。相撲でも野球でも八百長がばれたら永久追放でしょ。

文   ナオジン
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