僧侶も体罰!?殴る蹴るの暴行受けたと修行僧が警察駆け込み

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作家・水上勉も逃げ出した厳しい寺修行

   キャスターの小倉智昭「こうした修行って、他の宗派もそうですが、何日間も食べなかったり、何日も山を走り続けたりしますよね。われわれから見ると、いじめに近い厳しいものがある。修行と教えのせめぎ合いみたいなものなのでしょうが、ケガを負わせてはいけないでしょうね。とくに暴行は絶対にダメという時代ですから」

   そこで思い出すのは作家の水上勉。次男坊の「口減らし」のために10歳で故郷・若狭から京都・相国寺の塔頭(わき寺)に預けられるが、厳しい修行と母恋しさから再三脱走し、結局、還俗してしまった。さて、23歳になっても座禅が組めないこの修行僧、どんな動機で僧侶を目指すことになったのか…。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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