次々バレる「メニュー偽装」産地のウソ、牛脂注入ステーキ、ニセ自家製…もう何でもあり!

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   いや驚いた。大阪の阪急阪神ホテルズから始まった高級ホテルのレストランメニュー偽装がどんどん広がって、いたるところで謝罪会見が行われている。いちいち書くのもばかばかしいようなものだが、書かないとわからない。

★ホテル・コンコルド浜松―喫茶「ボンジュール」の遠州カレーは三方原産のジャガイモ、篠原産の玉ねぎのはずが静岡産ではなかった。これが5年間。「不適切な表示、誤表示」だと謝った。

★ホテル・クレメント徳島―和風レストラン「和風ステーキ膳」はオーストラリア産牛肉に牛脂を注入したものだった。ホテルは「牛脂注入を表示しないといけないことを知らなかった」というが、牛脂を注入した段階でまがい物でしょ。

★四万十いやしの里(高知・JR四国のグループ)―「地元朝どれ有機野菜」は市場で仕入れた野菜だった。地場野菜の一部は県外の野菜だった。まあ、野菜は野菜だがね。

★ホテル・クレメント宇和島(愛媛)―「自家製漬物」2品のうち1品が市販。

★ルネッサンス・サッポロ・ホテル(札幌)―中華レストランで「大正海老」「芝海老」としながら安いエビを使用。「中国人のシェフがいて、大きいエビ、小さいエビを大正海老、芝海老というと考えていた」という。これは阪急阪神ホテルの説明と同じだが、東京の老舗中華料理店・銀座アスターは「違う。芝エビは小エビの総称ではない」という。

消費者はネットで情報キャッチ、追いつけない企業

   擬装が次々とバレていることについて、日大法学部の福田充教授は「いまは消費者がネットなどで情報をえられるのに、企業の方が追いついていない」という。

   司会の井上貴博アナ「1度抱いた不信感は消えない」

   片山善博(慶応大教授)「信頼は築くのは大変だが失うのは早い。消費者も名前で買うようなところがありますよね。映画でもあるでしょう。『清純派女優』なんて、実態はどうかわからない」

   井上「どう受け止めていいかわからない」

文   ヤンヤン
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