生活追い込まれ「最後に一矢報いてやる!」
中国に詳しいジャーナリストの富坂聡氏は「今回も事件だろう。地方ではプロパンガスを積んで政府庁舎に突っ込むとか、いっぱい起こっています。天安門でやるというのは、とくに強い政治的メッセージになります」と話す。
司会の井上貴博アナ「地方の動きというのは、どういうものですか」
富坂「生活がたちいかなくなって、最後に自分を苦しめた社会に対して一矢を報いる。それがまたネットで支持を集めています。真似をする動きもあるようです」
三屋裕子(スポーツプロデューサー)「高速鉄道の事故のときも列車を埋めたりしましたよね。今回もあっという間に現場を片付けてしまったけど、外国人がいるところでやった狙いはありますよね」
富坂「そうですね。訴える場所がない。ガスだけがたまっちゃってるんで危険です」
中国では来月に中国共産党の中央委総会「三中総会」がある。富坂氏は「これを狙ったとすれば、相当に政治的だ」という。
突っ込んだ3人はガソリンを持っていてまいたという。一種の焼身自殺ではないのか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト