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「特別機密保護法」危機感薄い新聞…賛同者募って反対声明出します!

   最後に大事なことを書いておきたい。今週の水曜日(2013年10月23日)に立教大学の服部孝章教授と会って「特定秘密保護法案」について話し合った。法案の細かいことは書かないが、この法律は国民の知る権利を蔑ろにし、何が「特定秘密」になったかを国民に知らせず、永遠に開示することもなく闇から闇へ隠してしまう法律である。

   私や服部教授、上智大学の田島泰彦教授たちが賛同者を募り、近々に反対声明を出すが、これは個人情報保護法を超える悪法、平成の治安維持法であることは間違いない。

   だが、メディア、とくに新聞のこの法案に対する危機感の何と薄いことか。この10年、言論・報道の自由への規制法が次々に成立し、無気力になっているのかもしれない。

   こんな法律が成立してしまったら、何でもかんでも秘密にして、国民は情報を何も知らされないまま国が変容していってしまう。時間は残されていない。野党に期待することもできない。一人一人が自分の身のまわりで「絶対反対」の声をあげるべきときである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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