和歌山市で7月(2013年)、2歳の長男を虐待死させたとして、きのう23日(2013年10月)に父親が逮捕された。容疑者は生後2か月のときにもこの長男を骨折させた疑いがあり、長男は以来、児童相談所に保護されていた。それから1年8か月間、面会25回、外出5回、外泊35回(117日)といったプロセスを経て、「もう大丈夫だろうと判断された」(司会の加藤浩次)ため、在宅指導に切り替えたという。家族リユニオンのわずか2週間後に、長男は虐待が疑われる状況で死亡した。
1年8か月保護し家族に返した2週間後に暴行殺人
スタジオでは、相談所の判断もさることながら、その目指したところも批判の的となっていた。「児童相談所は(子供を)家族のもとに返すのが最終目的だというが、そうだろうか。親として機能しているならそうだろうが、1度虐待をした親は2度3度目がある確率が高いという前提で組み立てるべきではないか」(おおたわ史絵)
文
ボンド柳生