来たるソチ五輪に向け、日本代表の男女の景気のいい話が聞けるのがフィギュアスケートだ。大竹真リポーターも「(男子の)選手層が厚い。日本だけじゃないですか、これだけ厚いのは」と鼻高々である。
5強にノーマーク若手が食い込み
男子代表3枠は、羽生結弦、高橋大輔、無良崇人、織田信成、小塚崇彦の5強による争いと見られていたが、そこに遅咲きの「第6の男」が加わり、さらに激戦になった。ことソチ五輪についてはほぼノーマークだった町田樹選手がグランプリシリーズの第1戦で優勝したことにより、出場の可能性が急浮上したのだ。
大竹一流の軽いノリで言わせると、「(ノーマークの)町田がアタマひとつ抜け出た状態で、5人からすると、『うわあ町田が来たか、これはかなりキツくなるぞ。ヤバイな』という状況」になっているそうだ。
出場権争いとともにワイドショーにも急浮上した新星は、3歳からスケートをはじめ、その20年後の今年(2013年)、飛躍した。そのウラを番組が探ったところでは、アタマを丸刈りにするほどの決意で今年あたりから取り組んでる地道なジャンプ基礎練習と体幹強化があるそうである。
文
ボンド柳生