宝くじはデフレのなかでも年年歳歳がごとく、順調に賞金を積み増しているようだ。そして「夢」だナンだとウツクしいキャッチフレーズが冠せられ、ハズレても自治体のためになるといって、大々的に宣伝され、賭けが推奨されるのである。
前後賞合わせて7億円
この年末の「年末ジャンボ」は1等が前回の4億円から5億円に増額されるそうな。前後賞の1億円を合わせれば、夢の7億円も夢じゃない! これもアベノミクス効果かと思ったが、近年宝くじは大衆に不人気で売り上げが減少中。そこで賞金を上げて売り上げを伸ばそうというわけなのである。
法律上は最高7億5000万円までの賞金提供が可能といい、司会の加藤浩次は「『まだ(増額)行けんじゃん!?』って話ですよ」と、視聴者にさらなる増額への期待を持たせていた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト