男子フィギュア・町田樹が急浮上!ソチ五輪の出場枠めぐり熾烈な争い

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   米デトロイトで行なわれたフィギュア・グランプリ(GP)シリーズ第1戦は、ソチ五輪が最後の挑戦という浅田真央(23)が好発進の演技で優勝した。男子はダークホースだった町田樹(23)がフリーでも4回転トーループを見事に決め優勝、ソチ五輪の3枠を巡り激戦の男子はさらに激しい勝ち残り戦となってきた。

高橋大輔、小塚崇彦、羽生結弦、織田信成…有力選手目白押し

   浅田はフリーではトリプルアクセルで転倒したものの、その後の立て直しに成功して自己ベストの205.50点(2010年のバンクーバー五輪)に次ぐ高得点だった。SP終了後に浅田は「オリンピックはもう本当に一歩がはじまっていると思うので、今シーズンは一つひとつ自分のできることを落ち着いてやろうと思っています」と語った。

   町田はSP、フリーともに1位で合計265.38点と、自己ベストを28.40ポイントもアップさせ、合計点は歴代5位の記録となった。とくに、4回転トーループを見事に決めたほか、トリプルアクセル+3回転トーループのコンビネーションを安定した演技でこなした。

   町田は昨年(2012年)のGPシリーズ中国杯で初優勝したが、GPファイナルでは6位、全日本選手権では9位だった。急浮上した町田に「町田選手って知らないと恥ずかしいですか」と問いかけた笠井信輔アナに、キャスターの小倉智昭が「フィギュアを語る人ならね」と得意げに答える。

   高橋大輔4位、小塚崇彦が6位に終わったが、このほかにも日本勢にはメダル候補の強豪がわんさといる。ソチ五輪3枠を巡る熾烈な戦いに、小倉は「織田くんも非常に調子がいいし、羽生くんもいる。とんでもないことになりましたよ。国内大会がオリンピックみたいになっちゃう」と目を細めた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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