地球温暖化の影響なのかたまたまなのか、10月も下旬にかかろうというのに、(今までの概念では)季節外れの台風が列島各地に来襲している。台風26号が伊豆大島で甚大な被害をもたらしたばかりだが、「もう27号が発生」(司会の加藤浩次)している。進路によっては、またぞろ大雨などが懸念されるということである。日本の10月は猛暑と台風に悩まされる季節に変わってしまったのだろうか。
中心気圧965ヘクトパスカル―さらに勢力強めながら接近
藤富郷気象予報士が言うことには、「台風27号は現在、日本のはるか南にあるが、勢力は(中心気圧)965ヘクトパスカルと強まっている」。これが発達しながら沖縄・九州方面に向かって来るという予想だが、これは26号がたどったのと同じコースである。
その予想の先の予想ということになると、26号のように進むことも考えられれば、あるいは「(京都に被害をもたらした)9月の台風18号のように、西よりのコースになる可能性もあり、そうすると来週は全国的に激しい雨、猛烈な雨になることが予想される」(藤富)という。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト