「痛ましい事故がありました。歩きスマホ、ながら携帯という言葉がありますが…」
小倉智昭キャスターが都内で起きた「ながら携帯」による踏み切り事故死を取り上げた。16日(2013年10月)午後8時ごろ、東京・板橋で40歳代の男性が携帯電話を操作しながら誤って東武東上線大山駅近くの遮断機の下りた踏切内に入り、電車にはねられ死亡した。
遮断機上がっていた?話に夢中で警報も気づかず?
男性はバーとバーの隙間をすり抜けて入ったらしいというのだが、そんなことがあり得るのか。リポーターが実際に携帯電話を操作しながら試してみると、バーの隙間はこぶし大の間隔しかない。遮断機が下りているのを知らずに入るのはムリだった。
ところが、踏切を利用する主婦は「あって当然と思う。開かずの踏み切りなので、遮断機を跳ね上げて無理に渡る人が多いんです。跳ね上げられた遮断機は上がったまま下りてこない」という。
笠井信輔アナ「遮断機が上がってしまった状態に気づかずにスーッと踏切内に入ってしまった可能性がありますね。携帯をしながら歩くのは怖いですね」
踏切がどういう状態だったか分からないが、仮に遮断機が上がっていても警報音は鳴っていたはず。携帯電話で話ながらではその音すら気づかないのかも。痛ましい事故には違いないが、こんなことで命を落とすほどばかばかしいことはない。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト