伊豆大島の土石流「表層崩壊」火山灰層に雨水溜まり一気に駆け降りる激流

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

警察の避難警告発令要請に「外に出たらかえって危ない」と町長

   住民避難の判断ミスもあった。雨が降り始めたのは15日午前9時ごろで、この日の深夜までにすでに298.5ミリもの降雨があった。気象庁は大島に午後5時38分に大雨警報、午後6時5分に土砂災害警報を発令した。大島警察署も大島町に防災無線で避難警告の発令を促している。

   本来なら、この時点で避難勧告や指示を出すべきだった。ところが、川島理史町長と原田浩副町長のトップ2人は出張で島にいなかった。川島町長は16日の記者会見で「夜中の1時、2時からの大雨で(沢が)氾濫しだしている状況での避難は、さらに被害者を増やしてしまうと考えた」と語っている。

   天達「いろんな警報情報が出されている時点で、何らかの対策をしてたのかもしれませんけど…」

   コメンテーターの木暮太一(経済ジャーナリスト)は「最近、肌感覚としておかしい状態が続いている。今までの経験を参考にしてはいけないということを認識しなければいけなかったかもしれない」と気象の変化に対する判断あり方を指摘する。

文   モンブラン
姉妹サイト