きのう10日(2013年)10月早朝、埼玉県川口市にとんでもない男が現れた。トラックで民家に突入し、ノコギリを振り回して住人の老夫婦、息子夫婦ら4人に軽傷を負わせたとして、会社員の平田昭夫容疑者(40)が殺人未遂で現行犯逮捕された。
ベランダから宙ぶらりん…「バカ野郎、死なせろ」
突入する物音を聞いた近所の主婦は「大きな衝撃音が聞こえたので外に出てみると、犯人が2階にあるベランダの手すりから首を吊ろうとしていました。でも、下の木に途中で引っかかって宙ぶらりんな状態でした」と話す。男性の住民は「トラックが突入してから犯人が首を吊ろうとするまではほんの数分。みんなで取り押さえようとしたら、宙吊りのまま『何をするバカ野郎。死なせろ』などと叫んでいた」という。
高村智庸リポーター「平田容疑者は被害にあった民家の後ろにあるアパートに住んでいました。犯行に及ぶ前に自分の部屋に放火し、勤務先である食品卸会社に出社し、その会社のトラックを運転して突っ込みました」
犯行前に自宅アパート放火
司会の羽鳥慎一「なぜこんなことしたんですか」
高村「被害にあった家族と平田容疑者の間で金銭トラブルがあったという話があります。でも、容疑者は警察の取り調べに、雑談には応じていますが、犯行については何も話していません。被害にあった息子夫婦の奥さんと以前に同じ職場で働いていたことがわかっています」
コメンテーターの吉永みち子(作家)「犯人は勤務先に今月いっぱいで辞めるという退職願を出していたといいます。この時から自殺を決意していたのではないでしょうかね。アパートの放火ももう戻らないという意思の表れでしょう」
長島一茂(スポーツキャスター)「何かがあって自分が嫌になり、自殺をと思い詰めたと思われるけど、そのために他人に危害を加える理由がわからない」