世界最速90歳!「熊本・八代のボルト」100メートル走で念願の記録更新

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「これを一番の目標にしていたんですよ、嬉しい。あと10年、100歳まで続けたい」

   45歳以上のシニアたちが陸上・水泳競技で競う「2013国際ゴールドマスターズ京都大会」が5、6の両日(2013年10月)に開かれた。ヒザが痛い、腰がいなどはお笑い種で、陸上100メートルの部では「世界最速の90歳」が誕生した。

69歳から走り始めて獲得メダル240個

   大会には、陸上100メートルで34秒10の大会記録を出した103歳の宮崎秀吉選手(京都在住)を最高齢に、世界15か国・地域から1626人が参加した。オリンピック、パラリンピックに次ぐ第3のスポーツの祭典「マスターズオリンピック」開催を目指しているとあって、みんな意気軒昂だったが、ひときわ輝いたのが「世界最速の90歳」を勝ち取った「八代のウサイン・ボルト」と呼ばれる守田満選手(熊本県八代市)だった。

   大会3日前に「とくダネ!」が守田選手の自宅を直撃した。8年前に夫に先立たれ一人暮らし。さっそくクローゼットを開けて見せてくれたのが、ズラリと並べられたメダルの数々だ。69歳の時から走り始め、勝ち取ったメダルは240個という。5年前には85歳クラスの100メートル、200メートルで世界記録保持者になった。いまは90歳クラスの所属で、すでに200メートルでは世界記録を更新しているが、100メートルで更新するのが今大会の目標と話していた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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