ストーカーに「警察の警告」逆効果?つきまといひどくなるケース多発

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   東京都三鷹市できのう8日(2013年10月)午後5時頃、自宅に帰宅中の女性が刺され死亡した。被害者はタレント活動なども行う勉強熱心な高校生で、犯人は現場から逃走したがほどなく逮捕された。「日本人とフィリピン人のハーフ」だという。

三鷹の高校生殺害でも警察官が3回電話

   司会の加藤浩次「被害者は事件当日にストーカー被害を相談していた」

   当日朝、被害者は両親とともに警察署を訪れて、自宅前に待ち伏せされている、付きまとわれている旨を訴えた。これを受けて警察は容疑者に3回電話したが、応答はなかったという。

   ストーカー犯罪にくわしい諸澤英通・常磐大学大学院教授は「警察は(法律に基づいて)ストーカーに警告を出すことになっているが、それによりストーカー行為がエスカレートして、つきまといが激しくなるケースが多いんです。殺傷事件に発展することも、報道されてないもので結構あります」と話す。三鷹の事件でも、容疑者が警告を受けて逆上し、凶行に及んだ可能性もあるとした。

   この事件で警察から容疑者への警告内容は詳細不明で、「容疑者にしてみれば知らない人から電話がかかってきた」(加藤)だけだったのか、警察がなんらかのメッセージなどを残していたのかもわからないそうである。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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