「付きまとい犯罪」警察だけでは防げないということか…
鈴木さんをよく知る人は、目が大きくきれいで、明るく活発な女性だったという。タレントとして映画やドラマにも出演していた。高校1、 2年のときにカナダにホームステイをして英語が得意だった。女優を目指して芸能事務所に所属していたという。
井上貴博アナ「自宅の敷地内で待ち伏せされたら防ぎようがない。どうすればいいのでしょうね」
片山善博(慶応大教授)「警察に相談しても悲惨なことになるのが多い。他にもあると思うんですよ。とくにうまくいって、ことなきを得たような事例が出てくると参考になるんじゃないですか。事前の規制はなかなか難しい」
井上「事件になってから報じられる」
ストーカー規制法はある。「つきまとい」などを繰り返す相手に警察が警告し、従わないと禁止命令。これに違反すると1年以下の懲役または100万円以下の罰金となっている。
片山「自分のこと、後先考えずに犯行に及ぶ。罰金も刑罰も関係なくやるわけだから、必ずしも有効でないケースがありますよね」
弁護士の野村修也は「警察はもっとできたのではないかと思われがちだが、警察もつきまといだけでは手を出すのは難しい」
井上「(警察が入って)逆上することもありますしね」
野村「かえって動機を与えてしまうこともありうる」
それだと、被害者は事件が起らないよう祈るしかないのか? 起ってしまったら浮かばれない。
文
ヤンヤン