土屋アンナの主演舞台「放棄」事件の訴訟の口頭弁論がきのう8日(2013年10月)に東京地裁であった。舞台の監督が土屋が正当な理由もなく稽古を休み続けるという契約不履行があり、舞台が中止に追い込まれたとして、損害賠償を求めている。土屋側は舞台の原作者(または原案者)から舞台化を承諾してないと聞くなど、製作側の不手際が降板トラブルの原因だと主張している。このひ、小林久起裁判長は土屋側に「稽古に出なかった法的根拠を明らかにしてほしい」と求めた。
法律的な争点では分が悪い
「スッキリ!!」も注目の訴訟だが、これまでさんざん聞いた話以外にはとくに目新しい情報はなし。ただ、「法的には、もしかして土屋さんに分が悪い部分もあるかもしれない」(司会・加藤浩次)と、土屋側は不利という観測が語られた。
一方では、「土屋さん側からすると、原作者の承諾を得てない舞台に出たくないと思うのはまっとうなことだと思う」(加藤)と、人間のキモチと法的責任が一致しない状況が生じたらしいことに同情的なコメントも聞かれた。
ロバート・キャンベル(東大教授)「稽古に出ないという方法ではなく、(出演)契約の解消であるとか、事務所などが体制を組んでしっかり手を打てば、こういうことにはならなかったのかな」
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト