今年の危険度ナンバー1「台風24号」コンパクトだけど猛烈勢力!九州・山陰あすまで厳重警戒

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   鹿児島・与論島で最大瞬間風速53.5メートルを記録した今年最強の台風24号が8日(2013年10月)夕方に九州・長崎に接近、時速30キロの速さで9日午前6時には山陰沖を通過する。

   気象予報士の天達武史によると、24号はほとんど風が吹いていない状態から30分後にはいきなり強烈な暴風雨になる危険な台風という。大きさは非常にコンパクトだが、中心付近は強烈な暴風雨になっているためで、九州北部では瞬間的に50メートルの風が吹くと予想されており、十分注意が必要だという。

衰えぬ夏の高気圧…今週末まで各地で「真夏日」

   一方、夏の高気圧が再び勢力を強めており、24号の影響でこの暖かい空気が日本列島に流れ込んできている。7日に131の観測地点で最高気温が30度超え、真夏日を記録したのもこのためである。この季節外れの高温は今週末まで続き、仙台から福岡まで軒並み26~29度の日が続きそうだ。

   今年の台風はこれで収まる気配はなく、すでにフィリピン東海上に台風のタマゴが2つ発生している。台風は9月に入って急に増え、すでに平年(4.8個)の2倍の8個に達しており、今年は台風の当たり年になりそうだ。

   キャスターの小倉智昭「紅葉のニュースが出始めましたが、高い気温が続くとペースが変わってきますね」

   天達「このままいくと、紅葉はかなり遅くなりそうですが、実は11月以降は平年より低いと予想されています。それもジェットコースターのように急降下して、一気に冬がやってきそうです」

   「いい秋を長く楽しみたいですけどねえ」とキャスターの菊川怜が嘆いた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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