「暴風域なく心配なし」気象予報士の解説の向こうでヘルメット・ヤッケ姿の滑稽
渋谷のお天気カメラに変わると、ただの雨降りだ。気象予報士の武田恭明は「暴風域はありません。むしろ注意が必要なのは23号の方です」と話がそれてしまった。22号は海水温の低いところを通ったが、23号はもっと東よりのコースで海水温が高い。ために発達する可能性が高く、かつゆっくり進む夏台風型なのだという。
司会の加藤浩次「いつごろ接近するんですか」
武田「週末には沖縄に接近して、九州上陸の可能性もあります」
やれやれ。それにしても台風の現地中継は何とかならないものか。本当に危険なときは、リポーターだって危険だ。またヘルメットも「何とかの一つ覚え」だ。嵐山の水害でも竜巻の現場でも、とうに天候は回復したというのに阿部はいつもヘルメットだ。撮影しているカメラマンはかぶってはいまい。リポーターの顔や舌足らずのしゃべりよりナマの映像だ。映像を見れば、リポーターには見えないものまで見えることがある。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト