熱く語る「原子力を人間が制御できるかどうか。いまこそ原発ゼロ」
退任後しばらく鳴りをひそめていた純一郎だが、最近、脱原発をめぐる発言が目立つ。先月24日(2013年9月)にはある雑誌のパーティーで「原子力を人間が制御できるかどうか疑問だ。いまこそ原発をゼロにすべきだ。政治が早く原発ゼロを打ち出して多くの国民が協力する。循環型社会にするいいチャンスを天が与えてくれた」などと語った。3日後のみんなの党の渡辺嘉美代表らとの会食の席でも同様のことを言っている。
進次郎自身も先月(2013年9月)、原発について、「どうやったら原発を減らし、なくしていける環境をつくれるか。(汚染水対策で)本当に土を凍らせるやり方が一番いい案なのか、世界の識者の聞いてほしいと思います」と述べている。
杉尾「これから長くかかる復興、原発のことを考えると、進次郎氏が担当政務官になったことは非常に意味のあることで、自民党として被災地に姿勢を示す意味もある」
若手の政務官にしては相当に高い期待値だ。一挙手一投足に多く目が注がれる。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト