橋下・維新の会「堺市長選」大敗!それでも野党再編に影響なしという存在の軽さ

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   コメンテーターの大淵愛子(弁護士)は「大阪維新の会の人気はもう少し根強いものと思っていました。こうした負け方をするのは意外です」と語ったが、そうだろうか。維新の会は次々と馬脚を現し、とっくに賞味期限切れになってしまっていたのではないか。きのう29日(2013年9月)行われた大阪府堺市の市長選挙は、予想通り、橋下徹大阪市長が提唱する大阪都構想に反対する無所属現職の竹山修身が当選した。維新の会公認の西林克敏は6万票近い差をつけられた。

「維新の会」勢い失い下がり続ける支持率

   橋下・日本維新の会共同代表は「敗北の責任は自分にある」と言いながら、「政治団体のトップが責任を取ると話したとき、リーダーを辞めるというケースが多い。辞任する考えは」と聞かれ、「なぜ僕が辞めなくてはいけない。辞める理由がどこにあるのか」と気色ばんだ。

   柿崎明二(共同通信編集委員)「維新の会の勢いは落ちる一方だった。だから、今回の選挙結果もある程度は予想できたことです」

   司会の井上貴博アナが日本維新の会の支持率グラフを示し、「維新の会への支持率は下がっていました」と伝える。池田健三郎(経済評論家)は「竹山氏支持には自民党から民主党、共産党までの既存政党がほとんど乗って相乗りになり、まともな政策論争が行われてはいません。政策論争をやって欲しかった」と振り返った。

   井上「野党再編にどういう影響がありますかね」

   柿崎「ほとんど影響はないですね。維新の会が勝利していれば、国政での維新の会の存在感は増したかもしれないが、敗北で第3極の柱とされていた維新の会の立場が低下し、第3極が消える可能性があります」

   そもそも、政党としてきちんとしたものなのか。

文   ナオジン
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