みのもんた「オーナー会社」トラブル解決に暴力団仲介!?島田紳助と瓜二つの構図

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開き直った息子の責任「世間騒がせたって…私は別に何やったわけでもないんです」

<「南無妙法蓮華経、南無法蓮華経。暑さ寒さも彼岸まで。昨日、お墓参りをしてご先祖様に近況報告してまいりました。『大変、世間をお騒がせして申し訳ございません』とね。とはいえ、私は騒がしたつもりはまったくないんです。私は別に何をやったわけでもないんですからね。お前の周りでそんなことが起きたから、お前はどうするんだと言われてもねえ。
   いろんな人がいろんなことをおっしゃってる。でも、皆さんにひと言いいたいのはね、あくまでもこれは他人のことですから。もしご自分が私の立場になったら。どうなのかなあ。そういうことを考えてからお喋りになった方がいいよ、と」>

   週刊誌ではみのもんた追及がますます過熱してきている。これは『週刊文春』に載っているみのもんたが文化放送『みのもんたのウィークエンドをつかまえろ』(2013年9月21日放送)でしゃべったものである。

   『週刊現代』で、この問題について評論家の呉智英氏がこんなコメントを寄せている。<日本では家族主義、親族主義が強いため、「食卓のない家」(円地文子作=筆者注)で描かれたような議論は昔からありました。今回のみの氏とその息子の一件に関して言えば、みの氏が成人した子供の責任を負う必要はないと考えるなら、徹底して突っ張るべきだと思います。報道番組だろうと、バラエティ番組だろうと出演自粛などしなければいいのです。

   みの氏が、「社会人として息子を罰すべきは、きちんと罰してください。私を罰すると言われても、私には責任がない」と断言したら、インパクトはあるでしょうね。それがプラスになるか、マイナスになるか。私は信念を持って毅然と言い切れば、最終的にはみの氏にとってもプラスになると考えます>

   これをみのは読んだのだろうか。自宅で謝罪したときとはかなり変わってきているようだ。だが、『週刊新潮』では上智大学文学部の田島泰彦教授がこう断じている。<「みのは社会的問題を取り扱う番組に中心的立場で出演し、様々な事件や出来事を追及してきたのだから、自分の身内の問題についても説明責任がある。30歳を過ぎて独立しているのだから云々は、一般人の話。彼の立場なら、安全な場所にいるときは好き放題言って、自分の身に危険がおよぶと逃げるなど、許されるはずもありません」>

   9月24日現在、みのの次男・御法川雄斗容疑者は窃盗容疑を未だ否認し続けている。<「拘留期間が十日間延長された。これは窃盗未遂では珍しいケース。初犯のため起訴猶予になる可能性もあるが、容疑者は弁護士を三人つけてあくまで争う姿勢のようだ」(捜査関係者)>

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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