東京・杉並区内でいつも同じ派手な服装の強盗が犯行を繰り返している。16日(2013年9月)に杉並の牛丼店に押し入り現金約2万円を奪い、2日後の18日午前2時ごろに牛丼店から1キロほど離れたコンビニに現れて約10万円を奪って逃走した。
警視庁は2件の犯行の防犯カメラ映像を公開し情報を求めたが、身長170センチほどでガッチリした体格で年齢は50代、迷彩帽をかぶり青の半袖ポロシャツ、灰色のズボン、サンダル履きだった。いずれも悠然と店に入っていく。
迷彩帽に青のポロシャツ!顔隠そうともせず
この映像公開を気にもしないそぶりで、24日にもやはり同じ服装で杉並区内のコンビニに現れ、「レジを開けろ」と店員に刃物を突きつけて現金約7万8000円をわしずかみにして逃げた。
いったい、この強盗犯どういうつもりなのか。犯罪心理に詳しい法政大文学部心理学科の越智啓太教授は「50代というと家族の存在とかが大きな抑止力なるが、実際にその年代に犯行をする人の多くは単身だったり、社会的な繋がりが比較的薄い」という。
「常識が通じないのは逆に不気味・・・」という司会の小松靖アナに、萩谷順(ジャーナリスト)は「映像に映った姿といい、店に入り方といいごく普通でカジュアル。カジュアル強盗って嫌だなと思いますね」
このカジュアル姿が変装だとしたら、強盗犯は相当の役者…。
文
モンブラン