プロ野球で一時代を築いた選手が引退を表明するのは、この時季の球界の風物詩だが、けさ25日(2013年9月)の「とくダネ!」では、埼玉西武ライオンズの石井一久投手がひとしきり話題になった。ただ野球をやめるだけではなく、引退後の進路が一風あるからである。それは「吉本興業入り」。そう聞くと、「(野球)解説とかの仕事で、吉本に所属するんじゃないの?」(司会の小倉智昭)などと、マネジメント契約でも結ぶのかと思ってしまいそうだが、さにあらず。
広報部「配属されてきたら、即戦力として頑張ってもらう」
記者会見で石井が言うところでは、「スポーツ推薦」の高卒採用枠で吉本に一般的な会社員として入社するような話なのである。部署について本人は「入れてもらえるかわからないが、広報部に入りたい」と希望しているそうな。
そこで番組がご丁寧に吉本興業に聞いたところ、「高卒と同じ給料」で「配属は研修次第。広報部に配属されたら、即戦力として頑張ってもらう」(広報担当者)とのこと。遅咲きの即戦力ルーキーが吉本でひと暴れする!?
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト