アメリカでは拾得物謝礼なし
アメリカ人のロバート・キャンベル(東大教授)はこんなアメリカ事情を話す。「日本だと拾得物の1割の謝礼というのがあるが、アメリカにはないんです。ただ、その人、あるいは事業のために募金をするウェブサイトがあります。趣旨と写真を入れて募ると、1セントでも1ドルでもできる。その経過が全部見える。ジェームズさんのをきょう調べたら、5700人くらいで14万ドルまでいっていました。
このお金をどう渡すかですが、家族が見つかったが、家族に渡すと本人に届くかどうかわからないので、教会関係のNPOを通じてと書いてありました」
お金を届けたのが美談というのもアメリカなら、募金でとんでもない金が集まるのもアメリカ。何とも手間のかかること。
キャスターのテリー伊藤は「日本は年間30億円の落とし物の届け出がある。やっぱり日本は凄いよね」
まったくだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト