<今週のワイドショー>初めて出された「大雨特別警報」遅すぎた?被害住民は混乱しただけ

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   台風18号が日本列島を縦断し各地に大きな被害を残したが、初めて「大雨特別警報」も発令された。「これまでに経験のない数十年に1度の激しい雨。ただちに命を守る行動をとってください」ということなのだが、実際は「命を守る行動」とはどういう行動なのかわからない住民が多かった。ワイドショーも<初発令『特別警報』生かされた?避難か警戒か…住民も意味よくわからず>(TBS系「朝ズバッ!」)と取り上げたが、では「朝ズバッ!」がわかるように解説してくれたかというと一般的な話か出なかった。住民に必要なのはどこに逃げろという具体的な指示なのだ。その「特別警報」発令さえ届かないことが分かった。<伝わらない「特別警報」庁舎HPや携帯メール見ろって…高齢者「そんなものやってない」>(テレビ朝日系「モーニングバード!」)というのが実態だったのだ。

   そもそも、発令が遅すぎたという指摘もあった。<間に合わなかった初発令「大雨特別警戒」聞いたときはすでに家の中に泥水>(「朝ズバッ!」)という状態だったのだ。また、18号は本体より「前ふり」が激しかった。<台風より先に来た「特別警報豪雨・竜巻」なぜ?勢力増しながら最盛期に日本上陸>(「モーニングバード!」)と特別警報が出る前に各地で大きな被害が出ていた。

   今年の夏の暑さと少雨は異常気象と気象庁は認定したが、台風の来襲、暴風・大雨もこれまでのパターンとは違ってきているのかもしれない。(テレビウォッチ編集部)

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