レスリング吉田沙保里V14!「リオつながった…東京五輪まで頑張りたい」

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   ハンガリー・ブダペストで行なわれているレスリング世界選手権の女子55キロ級決勝で吉田沙保里選手(31)が優勝し14連覇を成し遂げた。世界に敵なしだが、実は今回の世界選手権では不安があった。2020年の五輪種目にレスリングを復活させるためルールが変更され、これが吉田を苦しめたのだ。

新ルール「3分2ピリオド」はスタミナ勝負

   新しいルールは従来の「2分3ピリオド」から「3分2ピリオド」に変わり、スタミナが要求されるようになった。6月に行なわれた全日本選手権(明治杯)決勝で、吉田は昨年(2012年)の全日本覇者の村田夏南子選手(当時19)とあたり、苦戦を強いられている。残り13秒で逆転して優勝したが、試合を終えて吉田は「31歳になる年で3分2ラウンドは長いと思えば長いです。きょう試合をしてちょっと怖いなと…。このままではダメで今は反省ですね」と語っていた。

   世界選手権直前には思わぬアクシデントも見舞った。「10日前ぐらいに熱中症というか、貧血でぶっ倒れまして」という。それでも「14V目指し負けられません」という宣言どおり達成した。

   試合が終わった吉田のコメントが入ってきた。「リオデジャネイロにつながった。2020年の東京オリンピックまで頑張りたい」

   コメンテーターの長嶋一茂(スポーツキャスター)「7年後は38歳ですか。もしかしたら今より強くなっているかもしれない。30代ってそんなに(体力が)落ちない年代なんです。7年後ももちろん見たいですね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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