キャロライン駐日アメリカ大使10月にも着任!スイートじゃなかった米議会での証言

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   暗殺された父ケネディ元大統領の葬儀に出席していた、あのあどけない幼女が大人になって、早ければ10月(2013年)にも日本にやってくる。新しい駐日アメリカ大使に指名されたキャロライン・ケネディ氏が日本時間19日夜(2013年9月)、米国上院外交委員会の公聴会で証言した。

TPPでは日本政府に強く働きかける

   日本への思いについて、キャロラインはこう語った。「大使で行くなら日本以外に考えられません」「はじめて日本を訪れたのは1978年。広島を訪問して大きく心を揺さぶられました」「父は現職の大統領としては、初となる日本への公式訪問を熱望していました。大使に任命されましたら、父の遺志をささやかながらも受け継ぎ、日米両国の強い絆を深めていきたい」

   弁護士の資格は持っているが、外交の実務経験はゼロで、公聴会での彼女の発言に注目が集まっていた。尖閣諸島を巡る日中間の亀裂に関しては「ここには日本の施政権があり、安保条約第5条の適用対象に加わっているというのがわれわれの見解です。そのうえで、私はあらゆる方面から働きかけ、緊張を緩和するようにします」

   従来のアメリカの見解を述べただけだが、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の交渉については「わが国の企業と密接に協力し、日本の市場がさらに開かれていくよう日本政府に働きかけ、個人的にも力を入れていくことになります」

   その一方で、沖縄の普天間問題などについては明言を避けた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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