福島で強い地震「3・11の余震」ここ1週間は東北から関東にかけて震度4前後注意

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   けさ20日(2013年9月)午前2時25分頃、福島県から関東地方にかけて強い地震があった。いわき市では震度5強という。とにかく、福島では原発事故が終息せず、関東各地も大雨やら竜巻やらでズタズタだ。このうえ、また地震かと飛び起きた人も多かっただろう。

   気象庁の長谷川洋平地震津波監視課長は「今回の地震はおととしの巨大地震の余震と見られる。今後1週間は震度4程度の揺れを伴う地震が起きる可能性があり、東北から関東にかけては引き続き注意してほしい」と呼びかけた。

「東京直下型」「南海トラフ」の前兆か?

   未明の地震の震源地は福島県浜通りで、震源の深さは17キロ、マグニチュードは5.9だった。コメンテーターの与良正男(毎日新聞論説委員)は「僕はきのう宮城県石巻にある仮設住宅などを取材していたんです。ここに今でも住む高齢の方たちは真夜中にとても怖い思いをしたでしょう」と話す。

   司会の井上貴博アナが筑波大学大学院・八木勇治准教授に「余震ということですが、そうでしょうか」と聞いた。八木准教授は「一般的には余震と言えるでしょう。でも、大地震の余震はもっと長い期間で起こります。今回の震源地の深さは10数キロ。これを東日本大震災の余震と明確に断定するのは難しいです。私は別の断層が動いた可能性もあると思います」と答えた。

   井上「それは東京直下型とか、南海トラフと関係がありますか」

   八木准教授「それは大丈夫でしょうが、今回のような地震は大都市でも起こる可能性があります」

   地震の話はいつも「あるかもしれないが、すぐじゃない」ということで終わってしまう。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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