台風からの温かい風が冷たい空気に衝突
午後3時には宮城県でも突風が発生している。これらはいったい何なのか。気象予報士の武田恭明は「台風の進む前方北東側でよく発生します」という。台風から吹き込む南の温かい空気と北にある冷たい空気がぶつかって、積乱雲が発生するのだ。
香山リカ(精神科医)「台風が来る前から注意しないといけないということでしょうか」
ロバート・キャンベル(東大教授)「越谷の竜巻のときは猛暑が原因だったが、今回はなんなんですか」
香山「あのときは、午後2時か3時にスーパーセルができやすいといっていたが、今回は夜中だからメカニズムが違うのでしょうね」
キャンベル「台風は進路もわかるが、突風は予知できない」
司会の加藤浩次「スーパーセルは温かい時にできるので、深夜は考えてなかったですよね。こういうことが起こりうるということですね。ウーム」
メカニズムは同じだろう。上空と地上の温度差だから、前回は猛暑による地上からの熱気、今回は台風が吹き込んだ温かい風。ただ、夜中では見えない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト