カッパドキア女子大生殺傷で別の真犯人・24歳溶接工逮捕!自宅から現金やカメラ

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   トルコのカッパドキアで新潟大学の女子学生2人が襲われ死傷した事件が急展開した。現地警察は日本時間のきょう13日(2013年9月)午前2時、24歳の溶接工ファティヒ・ウヤルを逮捕した。事件への関与を認めており、先に逮捕された26歳の男性は誤認とわかり釈放された。

被害者の自転車と車ぶつかり口論

   「スッキリ!!」は事件を取材したトルコの記者に電話で聞いた。記者は「最初に拘束された男は殺していない。2人目が犯人で、現場検証ですべてを話した」と伝えた。ウヤルは現場で女性の自転車が自分の車とぶつかり、口論になって刺したといっているという。捜査は現場付近で目撃された赤い車を追って、最初の男性にたどり着いた。凶器とみられるナイフも供述通り10キロ離れた川から見つかり、自宅からは奪った現金、カメラも見つかった。

   最初に身柄拘束された男は、けがをして入院中の寺松星絵さん(22)が警察に見せられた写真で指摘したが、きのう行われた再度の確認で誤認がはっきりした。トルコ人記者は2人は同じユルギュップに住む親戚同士だという。写真を見ると、2人はヒゲの生え具合など似ている。事件直後、ひん死の重傷のベッドで、まして日本人の目では厳密な識別はむずかしかったろう。最初の男性が逮捕されたとき、母親や兄は「息子を信じている」「鳥だって殺さない子だ」と事件への関与を否定していた。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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