37・7度の部屋に1歳児放置!熱中症死で22歳母親逮捕…児相また防げず

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   今年8月(2013年)、猛暑日に1歳8か月の長女を自宅に寝かせたままにし、熱中症で死亡させたとしてさいたま市に住むアルバイト店員・石塚香織容疑者(22歳)が逮捕された。8月10日から翌日まで長女を自宅のエアコンのない部屋に放置していた。

夕方からカラオケ店・飲食店アルバイトで翌朝帰宅

   山元香里リポーター「8月10日のさいたま市の最高気温は37.7度。自宅のアパートの室内は締め切っていたためもっと暑かったと思われます。石塚容疑者はこの日、夕方からカラオケ店のアルバイトに出かけ、その後は飲食店のアルバイトをして、自宅に戻ったのは11日の早朝でした」

   倒れていた幼児の近くには子供用のジュースが入っていたペットボトル2本とパンがあった。近所の中年男性は「子供の泣き声が何度も聞こえた。でもそのうちに聞こえなくなり、親が戻ってきたのかと思った」と話す。「彼女は夕方になると出かけていました。帰ってくるのは夜の12時前後か、もっと遅い時間。その間、お子さんはどうしているのだろうと思っていました」と住人は語る。

   実は事件が起きる前に児童相談所に「子供への虐待が行われているのでは」という通報があった。相談センターの担当者は「自宅を訪問して事情を聞きました。でも、明確なネグレクトが行われているという確証を得ることができず、戻りました」と話す。石塚が自分のブログに「部屋が暑くてへたりそう」と書き込んでいたこともわかった。

文   ナオジン
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