トルコのカッパドキアで新潟大学の女子大学生2人が死傷した事件で、けさ11日(2013年9月)は容疑者が拘束されたとの情報が伝えられた。しかし、情報は少なく、被害者のパーソナルヒストリーのほうにより多くの時間が割かれた。それによれば、2人は大学の親友の間柄で、若者の海外離れが叫ばれるなか、大学の国際交流事業に参加して訪中していたほか、中国の大学に留学、あるいはベトナム企業でインターン経験をするなど国際経験豊富だったという。
「今回はツアーじゃないから…」
亡くなった女性は、旅行出発前のツイッターで今回のトルコ旅行が「ツアー(旅行)じゃない」ことに不安を書いていたという。司会の小倉智昭が「二人でプランを立てて、観光客があまり行かないところを歩いて、今回犠牲になったのかもわからない」と言えば、コメンテイターからは「無謀」な旅行だった可能性を指摘するものもあった。
「今回、女性が二人で観光地に自分でスケジュールを立てていくというのが、ちょっと無謀だったかな、と」(海外事情に詳しい作家・投資家の山本一郎)
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト