東京五輪開催決めた情報戦!ライバル都市のロビー活動チェックしてIOC有力委員にアプローチ

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1回目投票前に読めていた「東京40~45票」。勝負は2回目投票の上乗せ

   ゲストの法政大学・山本浩教授)が聞く。「1回目の投票で日本の獲得票は42票。これは計算のうちでしたか」

   竹田「私たちは1回目の投票で獲得できる票は40票から45票と思っていました。ですから、42票と聞いたときも驚きませんでした。問題は2回目の決選投票でした。ここで60票を獲得できたので安心しました」

   国谷「投票の3日前の記者会見で、福島の放射能汚染水問題について質問が集中しました。この問題をどう乗り切ろうとしたのでしょうか」

   竹田「ブエノスアイレスにやってきた安倍総理と徹底的に話し合いました。そして、日本の態度を明確にする必要があるということで一致しました。それが最終プレゼンテーションでの安倍総理のスピーチとなりました。あのスピーチで世界の不信感が払拭できたと考えています」

   国谷は山本教授に「これからの日本の課題はなんでしょう」と聞く。

   山本教授「日本のスポーツは国際化が遅れているといわれています。でも、これからはスポーツの国際化を中心にして経済や社会でも国際化を進める必要があります。そして、世界を引っ張って行く。そういう日本になる必要があります」

   トータルでどのくらいのカネがかかったのか。そのへんの突っ込みは「クローズアップ現代」には無理か…。

NHKクローズアップ現代(2013年9月9日放送「オリンピックはこうして決まった」)

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