不明朗な選考基準
一方、敗れたスカッシュのランク1位松井千夏選手は横浜のパブリック・ビューイングで涙を流していた。「必ず夢は勝ち取れる」と将来への期待を語るのが精一杯だ。ブエノスアイレスで見守ったソフトボールの宇津木妙子元監督も、「最後まであきらめなかったが」と肩を落とした。
プロテニスプレーヤーの杉山愛「何を基準に選ぶのか、疑問が残りますね」
キャスターのテリー伊藤「最終的には利益をあげないといけない」
勝谷誠彦(コラムニスト)「矛盾してるよね。人気のあるものをやらないといけない」
司会の加藤浩次「ヨーロッパの目線、アフリカの目線、いろいろあるんでしょう」
たしかに、日本はレスリングで吉田らの3連覇をはじめ、通算28個のメダルと獲得している。勝てない国のIOC委員からは厳しい目を向けられる。
テリー「敗れた競技でも、東京が主催なんだから公開競技はできるのではないかな」 IOCがどう判断するか。まだ7年あるという見方もできる。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト