秋の花粉症なら「にんじん」「セロリ」「メロン」「スパイス類」注意
それぞれの花粉症と口腔アレルギー症候群を起こす果物、野菜との関連性ははっきりしている。秋のヨモギやブタクサの花粉症は、にんじん、セロリ、スパイス類、メロンなど。パンの木やシラカバの花粉症はりんご、もも、なし、さくらんぼ。カモガヤの花粉症はメロン、すいか、トマトなど。春のスギやヒノキの花粉症はトマトで口腔アレルギーを発症する。
アレルギー源を調べる「クリックテスト」は総合病院のアレルギー科で受けられる。保険適用で時間も15分ほど。アレルギーがあると思われる野菜や果物を持参し、果物などの表面に針を刺し、その針を患者の腕に刺して腫れ具合を見る。
どの食物でアレルギーを起こすかがわかったら、まず食べない事。どうしても食べたい時には、加熱や加工することでかなり抑えられる。また、抗アレルギー薬を飲めば症状は出にくくなる。
(磯G)