9月は「竜巻注意月間」きのう4日も栃木県蹂躪!要警戒エリアに福島原発

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   4日(2013年9月)にかけての日本列島はまさに「災害列島」という異常な状態だった。埼玉県越谷市や千葉県野田市に続いて栃木県内を竜巻が襲い、大阪、三重でも一時、竜巻と見られる突風が発生した。気象予報士の二村千津子は「5日も引き続き関東から東北にかけて、とくに内陸は警戒が必要」と言う。

三重・伊勢や大阪・泉佐野市でもミニ竜巻?

   栃木県を襲った竜巻で、鹿沼市から矢板市へ向け約30キロの範囲で屋根がはがれ、かわらが吹き飛ばされるなど173棟の家屋が損壊し、3人が軽傷を負った。三重県伊勢市では地表から立ち上がる竜巻と見られる黒い雲が発生している状況がはっきりわかる。この映像を提供した視聴者の「あら竜巻じゃない。なんか渦を巻いている」という声が入っている。

   大阪・泉佐野市でも視聴者が提供した映像に地表から立ち上がる竜巻雲が見える。この女性視聴者は「低い雲が渦巻いて、いまにも竜巻が起こりそうな状況だったんです。その後、すごい勢いで雨が降り出し、見たら雲はなくなっていましたね」と話す。

事故現場のむき出し配管、高汚染資材直撃されたら…

   二村によると「9月は上空に台風とか寒気が流れ込み、竜巻の元になる積乱雲が発達しやすい時期で、『竜巻注意月間』と言えます」という。これからも多発するということなのか。二村は「きょう(5日)は関東から東北にかけて、とくに山梨から東北方向へ、埼玉西部、群馬、栃木の内陸部で警戒が必要」という。

   コメンテーターの玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「要注意のエリアには福島がすっぽり入っていますが、福島第1原発でも竜巻が起きる可能性はないとはいえないですね。配管などがむき出しに置いてあるので心配です」という。竜巻に襲われて、放射線量の高い資材やガレキが空中に飛散したらどうなるか。想像するだけで恐ろしい。

文   モンブラン
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