やる気疑われる全柔連の体質改革
藤猪部長は会見で「部内で収めて隠蔽しようとしたのか」と問われ、隠蔽については否定し、「本当はいけないことですけど、余計なことをいってはいけないと思い、一応、大学の指示に従ってということで、結果的には(報告)が遅かったと思う」と述べた。
みの「こういうことが起きると、隠蔽とか隠すとか、そういう気持ちが強く出てきちゃうんですね」
コメンテーターの小松成美(ノンフィクション作家)「気になったのは、大学の指示に従ったというコメントがありましたよね。ということは、組織的な隠蔽体質があるのかもと…」
金井辰樹(東京新聞・中日新聞政治部次長)「会見からすればそうですよね。それと、余計なことを言ってはいけないと思ったという発言は信じられません。ただ、この問題は天理大学の不祥事というより、全柔連の不祥事と考えた方がいい。暴力問題を見抜けずに、その指導者を理事にしたところに一番の問題があると思います」
全柔連の近石康宏専務理事は「暴力追放の最中にこうしたことが起こっていたと非常に憤りを感じている」と語っている。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト