店の従業員やら客やらの「非常識」な行為とその写真のネット投稿がうんざりするほどワイドショーに登場してくるが、けさ4日(2013年9月)にもまたひとつ。中華料理チェーン「餃子の王将」の石川・金沢の店で、複数の客が裸になってカウンターに座り撮られたものだ。ネットにも掲載されている。王将側は客が「店員の制止にも係わらず」写真を撮影したとして、損害賠償などを求める考えという。
これぞ、文句のつけようもなく非難され、厳罰を与えられるべき非常識の真打ち的な一葉かと思われたが、話の雲行きは途中から怪しくなってきた。
裸の写真とは説明せず?
件の客に直接話を聞いたという笠井信輔アナが言うには、客は事前に電話で店に連絡し、空いている時間ならば撮影してよいと許可を取っていた。「制止を振り切って無理矢理撮ったのではない」などと釈明しているそうだ。
しかし、飲食店に詳しい小倉智昭キャスターは「(事前に許可をもらったといっても)裸の写真を撮りたいとか、絶対に言ってないでしょ」「飲食店の責任者とすれば、こういう写真を撮るとわかった段階で絶対断りますよ。公然わいせつなど警察沙汰にもなりかねない」と、客の言い分に疑問を投げかけていた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト