東電副社長「汚染水ダダ漏れ」苦しい弁明!「ついつい地下水問題後回しに…」

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「タンクの耐用年数5年のはずが2年でダメに。原因を調査中です」

   みの「事故直後に東電は国と一緒になり汚染水を海に流していた。それが国際的批判を浴びてタンクに貯蔵となった。タンクの建設を本格的に始めたのはいつからですか」

   相澤「事故が起きた年の夏ぐらいからです。秋にはかなりのタンクが完成しました。原子炉建屋の中に溜まっていた汚染水の貯蔵を重点的に行いました」

   みの「このタンクは金属板と金属板を重ね合わせている構造ですから、いつかはもれると考えなかったのですか」

   相澤「現在のタンクは金属と金属を合わせて、それをボルトで締めて隙間にはパッキンを入れ、このパッキンは水に触れると膨らんで防水する構造になっていました。5年は大丈夫といわれていました。それが2年でダメになった。なぜ、こんなことが起きたのかを調査中です」

   つまり、もともと5年しかもたないタンクで、では、5年後に貯蔵汚染水がゼロになる見通しがあったのかというとそうでもない。

   みの「今後は国が前面に出る。東電には任せておけないというニュアンスで話していますが…」

   相澤「国の支援を受けられるということはとてもありがたいことです。でも、そのために国民からの税金が使われる。私たちはこれまで以上にさまざまな試みや努力をしなければならないと考えています」

   早い話が、税金でやるか電気料金でやるかの違いで、負担するのは国民だ。ただ、これからは東電管内の国民だけじゃないけどね。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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