専門家「竜巻は進路の先にある建築物で大きく変化」
風工学が専門の東京工芸大学・田村幸雄教授は、「竜巻は進路の先にある建築物などからいろいろな影響を受けます。今回の竜巻では、その先にガッシリした小学校の校舎などがあったため、竜巻被害が少なかった空白の数百メートルが出現したと思われます」と解説する。
9月から10月にかけては竜巻のトップシーズンだという。この週末も九州北部から東北にかけて竜巻が発生する可能性があると、気象庁は注意を呼びかけている。心配なのは福島第一原発が直撃を受けないかということだ。壊れかけの原子炉建屋が崩壊したり、使用済み核燃料プールが倒壊、汚染水タンクが転がる危険は極めて大きい。
文
ナオジン