パンダは「室温25度以下の冷房完備」
鳥のケージへ行ってみると、木に止まった2羽のオニオオハシが大きくくちばしを開けたまま動かない。大竹は「暑くて息があがってるんですかね」といったが、違った。口の中の粘膜から水分を蒸発させて身体を冷やすのだそうだ。くちばしの大きなオニオオハシは冷やす効率がいいらしい。
さて、人気のパンダだが、適温が10~20度で、25度を超えると死ぬこともある。そこで、中国は「25度以下で飼育」という条件をつけている。パンダは空調完備の中にいて、暑さは関係ないのだった。
何といっても豪快なのがゾウだ。像は血管が多い耳をパタつかせて体温を下げているのだが、ほかにも鼻で冷たい砂をまきあげて冷やしたりもする。それでも追いつかなくなったときは水に入るしかない。
図体が大きいから水槽も大きく、像はドブンとはいっては寝転んだりする。ゾウは鼻さえ出していれば、水中を泳ぐこともできるから、水槽でも頭まで浸かって鼻だけ出している。
テリー「耳のパタパタは面白いね」
大竹「夏の動物園は初めてだったんですけど、夏ならではの光景がみられます。今回は見られなかったけど、ゴリラはエサの青草を水にひたして、その上で寝たりもするそうです」
テリー「ライオンは根性なかったね(爆笑)。パンダだけVIPルームでのんびりしてる」
森圭介アナ「夏休みの宿題終わってない子は、これがいけるかもしれない」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト