橋下大阪市長肝いり「民間人校長」セクハラ疑惑!児童の母親に不適切メールや尻タッチ

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   橋下徹大阪市長の肝いりで民間から登用された大阪市立小学校の校長にセクハラの疑いが浮上している。ある児童の母親がこの校長から頻繁にメールが送られたり、酒の席で体を触るなどされたと大阪市教育委員会に訴え出て、調査が始まったという。

   小松靖アナ「母親は校長のメールに不適切な表現があったと訴えているのに対し、校長は『大阪人的なノリで送った』と釈明していることが一部報道されています」

「保護者をご案内しようと手を添えただけ」

   この校長は公募で84倍の狭き門を突破した11人のうちの1人だ。3か月間の研修を経て今年4月(2013年)に着任した。渦中の校長は「セクハラと言われるようなことは一切していない。複数人で飲食をした際に、レジで保護者を誘導したときに腰のあたりに手を添えた。保護者とも良好な関係をつくりたいと思って親しく接していたが、公務員としてはやるべきではなかった」とセクハラ行為を否定しているという。6月にも公募で採用された別の校長がわずか3か月で退職しており、制度のあり方に疑問が出ていた。

たった3か月の研修で校長なんて無理

   教育評論家の尾木直樹氏はこう話す。「民間企業と教育の現場は違います。親しさを勘違いしてはダメですよ。3か月の研修で教師の感覚を身につけるのは難しい。まずは副校長を1~3年間経験させるべきです」

   橋下市長は「事実であれば許されない行為」としながらも、「最後は採用の問題で、公募制に問題はない」と語る。来春も35人の校長を民間から採用する方針だ。

   司会の羽鳥慎一「橋下さんが始めた制度ですからね・・・」

   タレントの松尾貴史「人を見る目の問題ですね」

   民間でいくら経験や実績があろうが、尾木氏が指摘するとおり、倫理観や公明正大さが求められる教育現場にわずか3か月の研修でいきなり校長とは荷が重過ぎる。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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