「世界柔道」後半は実力伯仲の中・重量級
栃木県野木町の出身。憲裕さんは警察官で、小学校から通った道場が海老沼選手と同じだった。高藤は子どものときから「ビッグマウス」だったという。指導した福田健三さんは「勝つんだと先にいっちゃう」という。
そうして小学5年、6年と全国大会優勝し、中学は東海大相模高校中等部にいきたいと、あえて家を出て寮生活を選択した。中学、高校でも優勝。世界ジュニアでも優勝と実績を積んできた。得意ワザは肩車である。今回の決勝もこれで決めた。出発前に、「メダル獲ってくるから、宴だな」といっていたそうだ。
キャスターのテリー伊藤「全柔連は悪いニュースばかりだったのが、一気に明るくなった。さっきも見ていたけど、『美しい柔道』なんて、日本人しかいえないですよ」
森圭介アナ「3年後には、同じリオでオリンピックですよ」
試合はこれから中、重量級になる。井上監督の強運がどこまでいくか。楽しみだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト