日本柔道メダル量産!けさは大野将平「金」不祥事続きにやっと明るいニュース

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   「スッキリ!!」は番組冒頭からスポーツニュースだ。この朝(2013年8月29日)のトピックは、ブラジル・リオで行われている柔道世界選手権で、男子が3個目の金メダルを獲った。その73キロ級大野将平選手(21)の言がよかった。「日本の柔道が一番強いんだ。一番美しいんだというのを見せたかった」

井上康生監督の下で「集団主義やめ新練習法」

   大野が決めたのは日本時間の午前5時半ごろ。フランスのルグラン(ロンドン五輪銅メダル)を攻めまくり、内股で鮮やかな一本勝ちだった。たしかに強かった、美しかった。

   この大会で日本勢は好調だ。66キロ級の海老沼匡(23)がすべて一本勝ちで金、福岡政章が銅。前日には、尖兵となった60キロ級の高藤直寿(20)が金メダル第1号になった。また、女子も48キロ級で浅見八瑠奈が銀、52キロ級で橋本優貴選が銅だ。

   去年(2012年)のロンドン五輪では男子は金メダルなしという散々な結果だった。今年からシドニーの金メダリスト、井上康生が全日本の監督になった。柔道ジャーナリストの木村秀和さんは指導法が変わったという。選手1人ひとりの能力、個性を見極めて、力を出させようという感じだという。合宿でも目的をはっきりさせてやる。練習法にも新しいものを取り入れた。それらが実ったというのはまだ早いのかもしれないが、ともあれ結果が出ている。とくに最初の高藤は井上監督の愛弟子。その金メダルの意味は大きいという。

   高藤はお笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史似で、自らも「ビッグマウス」と呼ぶ。60キロ級の金は野村忠宏選手以来16年ぶりの快挙で、「野村選手に追いついたとは思いませんが、これまでの60キロ級でも、段違いに強いといわれるくらいになりたいですね」と力が入っていた。父の憲裕さんも「あの性格だから、大ボラ吹きといわれるが、多分、自分を鼓舞しているところがあると思います。プレッシャーかけて有言実行」と語る。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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