「最近、不適切な写真をツイッターに投稿するのが相次いでいますが、今回はこれなんです」とアナウンサーの小林悠が示したのが、「強盗なう」という見出しの日刊スポーツの記事だった。「ふざけているわけじゃ決してなくて、このような写真がインターネット上に投稿されました」とiPadでツイッターの写真を見せた。「おでかけ前の朝刊チェック」のコーナーで取り上げた。
気づいた犯人「何を撮ってるんだ!」
Tシャツに鞄を提げたち太めの若い男がレジに向かって何か言っている。よく見ると、右手で包丁のようなものを突き付けている。小林が説明する。「千葉県内のラーメン屋さんに男が押し入って、現金25万円を奪う事件があったのですが、そのお店に来店していた人物が写真を撮って『強盗なう』とつぶやいたというのです」
写真をアップすると、「刃物を突き付けているのがわかるんですよね。そして、店員さんがお金を用意している様子も写っています。本当に緊迫していた状況なんです。この容疑者の男は通報を受けて駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました」
男は写真を撮られていることに気づいていたらしく、「何を撮っているんだ」と怒鳴った場面もあったという。
警察「危険があるので決して真似しないでください」
司会のみのもんた「この強盗、逃げないでそこにいたの?」
小林「この強盗は常連だったわけなんですが、お金を奪って駐車場で呆然としているところを逮捕されました」
みの「呆然としている?」
小林「はい」
みの「よくわかんないな」
小林「ツイッター投稿した人物も、けががなくてまだ幸いでしたが、非常に危険な行為でした」
みのはイラつきながら「そんなことするより110番すればじゃない」
小林「そうですよね。その場、その場でどういう行動が適切かをもうちょっと考えて判断できなかったものかと思います」
コメンテーターの小松成美(ノンフィクション作家)は「警察も危険があるかもしれないからこうしたことは慎むようにというコメントを発表していますね」
小林「2度としないようにと、成田署でも注意喚起しています」
猛暑のせいでもあるまいが、よくわからないことがよく起こる。