この数日、このテレビ局スポーツ部門ではにわかに「世界柔道」が注目を浴びているが、これは言うまでもなくフジテレビ系の放送(生中継)である。この大会は早朝放送されているが、どうにも間が悪く、決勝のCM中に日本選手が優勝していたことが「とくダネ!」のエンディングで話題になった。
局アナ笠井信輔「ほんと申し訳ありませんでした」
番組司会の小倉智昭は「ちょうど男子の決勝が盛り上がってくる頃に、めざましテレビがはじまるのは!?」「きのうもそうだったんですよ」と、フジテレビアナウンサーの笠井信輔に苦笑しながら話を振る。
これに笠井は「きょうはほんと申し訳ありませんでした」「決まり手のところ、CMでしたか。ちょうどその時間、番組が切りかわるので」と謝罪に追い込まれた。
この件で世の中には、「決勝がきちんと中継できない構成が悪い」といったクレームをつける向きもあるようだが、けさの小倉はにこやかに「会場の運営の問題じゃないか。運営がきちんとやってくれれば、(放送枠内で)おさまるはずなんですが」とし、フジテレビの責任は不問に付していた。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト