愛知・岡崎と安城で連続不審火!今年2月から42件…自宅の車や物置、生垣

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   愛知県岡崎市内で不審火が相次ぎ、市民を不安に陥れている。26日午前6時ごろ(2013年8月)、岡崎市で自宅の車庫に止めてあった車の左側後輪が焦げているのを会社員が気づき110番通報した。普段から火の気がないところで、警察では不審火と見ている。市内では今年2月以降、不審火が相次ぎ、これで32件目となった。とくに猛暑が続く8月になってからがひどく、8日には2件、10日には3件の不審火が確認されている。

操作・検挙にてこずる警察

   不審火はいずれもゴミ置き場や車、物置、ビニールハウス、土手の草むら、生垣、門扉などで、人影が少ないところや通りがかりの場所だ。岡崎市は消防車や民間警備会社に依頼して、住宅街を中心に夜間巡回パトロールを実施しているが、犯行は止まらない。

    隣接する安城市でも不審火が相次いだ。こちらは4月に市内に住む石崎孝行被告(39)が、県営住宅に置いてあった古タイヤに火をつけたところを現行犯逮捕されている。

   しかし、現地を取材しているリポーターの井口成人が、安城市の不審火の件数や石崎の犯行件数を伝えないものだから、いったい何件起こっているのかわからない。地図上に記された分かりにくいマークを数えて、安城市は10件の不審火があったことが分かった。

   合計すると42件の不審火になり、これではおちおち眠れない。現地で同行した元警視庁警視の江藤史明が指摘したのは、厳しい捜査の見直しだった。

「これだけ不審火が続くのに検挙できないということは、捜査当局としてもちょっと考えないといけないでしょうね。1か月に期限を設けてもいいから、機動隊を持ってくるなり、県警一体となって警察力を集中投入する必要がありますよ。警察の本気度が試されていると思う」

   被害者が出る前に捕まえなければならない。

文   モンブラン
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